中学1年生のAさんは、本当にがんばりやさんです。
テスト前になると、早めに塾へ来て自習に取り組みます。

「これもやらなきゃ」「あれもやらなきゃ」

そんなふうに、いろいろな教科の課題に一生懸命取り組もうとする姿は、とても前向きで立派です。けれど、その一生懸命さの裏には、どこか不安や焦りも感じられました。

特にテスト前日には、気持ちが落ち着かず、問題にじっくり向き合えない時間もありました。やる気があるからこそ、「もっとやらなくちゃ」と思いすぎてしまうこともあるのかもしれません。

そんなとき、お父さまからかけられた言葉がありました。

「楽しいと思えることを勉強したらいいんだよ」

その一言を聞いたAさんは、ふっと肩の力が抜けたように「なんだか安心した」と、ほっとした表情を見せてくれました。

さらに「お父さん、名言だね!」とお友達と笑い合い、気持ちを切り替えて再び机に向かう姿がありました。張りつめていた気持ちがやわらぎ、自分のペースを取り戻せた瞬間だったのだと思います。

子どもたちにとって、ご家族のあたたかい声かけは何よりの支えであり、大きな力になります。今回の出来事を通して、その大切さを改めて感じました。

日頃からのご協力と見守りに、心より感謝申し上げます。私たちもご家庭と心を一つにしながら、子どもたちが安心して挑戦できる環境を整えてまいります。

Aさんのこれからの成長が、ますます楽しみです。