中学2年生のYさんは、これまでテスト前になると
「今回も無理かもしれない」
「自信がないなあ」
と、弱気な言葉が先に出てしまうことが多い生徒さんでした。

不安な気持ちが大きくなると、問題に向き合う前から心が折れてしまいそうになり、「わからない」「できない」という気持ちが、「やりたくない」という思いにつながってしまうこともあります。多くの生徒が経験することですが、Yさんもそんな気持ちと向き合いながら学習を続けてきました。

そんなYさんが先日、自分からこんな言葉を伝えてくれました。

「数学の平行四辺形と直角三角形の問題がまだ不安なので、もう少し練習したいです。」

その姿は、これまでとは少し違う、とても前向きで誠実な態度でした。
「できないかもしれない」と不安を口にするのではなく、「だから練習する」と行動に目を向けることができたのです。これは、とても大きな成長だと感じました。

この変化は、日頃から「何か心配なところはないかな」「どこが難しく感じている?」と声をかけ、対話を重ねてきた積み重ねがあったからこそ生まれたものだと思います。

自分の弱点を素直に認め、それを乗り越えようとする力は、これからの学習において何よりの財産になります。

Yさんの成長を、心からうれしく、そして頼もしく感じた出来事でした。これからの学びの中で、さらに自信を積み重ねていってくれることを楽しみにしています。