今回は、小学4年生の生徒さんの成長をご紹介します。

この生徒さんは、小学3年生のときに「学校の勉強についていけていないかもしれない」という不安から入塾してくれました。

入塾当初は、小学2年生の内容の復習からスタート。

勉強でつまずいているときは、焦って先へ進むよりも、「今必要な土台」をしっかり作ることがとても大切です。

そのため、まずはゆっくりでも確実に力をつけていくことを目標に進めてきました。

最初の頃は、復習内容を補うことだけでも精一杯でした。

新しい内容に進むことより、「わかる問題を一つずつ増やしていく」ことを大切にしていましたが、

少しずつ変化が見えてきました。

学校の授業内容がわかるようになってくると、

「今、学校ではここをやっている!」

と教材を指さして教えてくれるようになったのです。

そして、その内容を自分から練習するようになりました。

「わかる」が増えると、勉強への向き合い方は大きく変わります。

最初は「やらなきゃ」という気持ちだったものが、

「できるようになりたい」「もっとやってみたい」という気持ちへ少しずつ変わっていくのです。

最近では、「学校の勉強が前よりわかるようになってきた」と、自分自身でも感じられているようでした。

そして今日、とても嬉しい瞬間がありました。

今まで練習してきた2桁÷1桁の割り算が、とてもスムーズに解けるようになっていたのです。

以前は一つひとつ確認しながら進めていた問題が、今では自信を持って取り組めるようになっていました。

すると、その後すぐに、

『3桁÷1桁の割り算』へ挑戦。

まだ学校では習っていない範囲です。

以前なら、「難しそう」「まだ無理」と感じても不思議ではありません。でも今回は、抵抗する様子もなく、前向きに問題へ向かっていきました。

計算ができるようになったことも嬉しいのですが、今回一番成長を感じたのは、「難しそうだからやめる」ではなく、「やってみよう」と思える気持ちが育っていたことです。

勉強は、できる問題が増えることだけが成長ではありません。

小さな「できた!」の積み重ねが、「自分ならできるかもしれない」という自信を育て、その自信が次の挑戦につながっていきます。

これからも、一歩ずつ積み重ねながら、自分の力を信じて進んでいけるよう、私たちも隣で伴走していきたいと思います。