塾では、定期的に保護者面談の時間をいただいています。

面談のたびに感じるのは、

「子どもをもっと良くしたい」

という保護者の皆さまのまっすぐな思いです。

そして私たち講師も、まったく同じ気持ちで子どもたちと向き合っています。

だからこそ、保護者と塾が手を取り合い、

子どもの成長を支える場をつくることが何より大切だと考えています。

面談では、学習状況や成績の話だけではなく、

教室での姿勢や小さな変化、

日々の成長を丁寧にお伝えしています。

成績はもちろん大切ですが、それ以上に

「今、何ができるようになっているか」

「以前よりどんな面で前向きになったか」

を共有することが、子どもの自信につながるからです。

たとえば、問題に悩んでいても最後まで投げ出さず取り組めるようになった子。

計算ミスを気にしてゆっくり丁寧に解くようになった子。

友達と声を掛け合いながら勉強することを楽しむようになった子。

それらはテストの点数だけでは見えない、けれど将来必ず力になる大切な成長です。

私たちがまず伝えたいのは、

子どもが今持っている「良さ」です。

どんな子にも必ず伸びるところがあり、

それを大人が見つけ、認め、言葉にしてあげることで、

子どもは驚くほど前向きになります。

「褒めて伸ばす」というと単純に聞こえるかもしれませんが、

その子が努力している点や自然とできている

長所に光を当てることは、

成績アップの土台となる自信づくりに欠かせません。

塾は“勉強を教える場所”ではありますが、

同時に“子どもの成長を支える場所”でもあります。

保護者の皆さまと一緒に、

子どもの良いところを見つけ、

励まし、時に課題に向き合いながら、

長く続く成長の道をつないでいきたいと思っています。

これからも、子どもたちが「できた!」

を積み重ね、

自分らしく伸びていけるよう、

講師一同サポートしてまいります。