「いつも頑張っているのに…」そんな保護者の気持ちに寄り添って
保護者面談をしていると、お子さまの学習について、こんなお気持ちを伺うことがあります。
「家でも勉強しているのに、どうしてうちの子はできないのでしょうか」
「もしかすると、集中力が足りないのではないでしょうか」
お子さまのためを思えば思うほど、「なぜ成績が伸びないのだろう」と理由を知りたくなるのは、とても自然なことです。塾に通っているのに結果が出ないときには、なおさらその思いは強くなるものだと思います。
実は、そんな保護者の気持ちを、子どもたちはとても敏感に感じ取っています。
「お母さんをがっかりさせてしまうかもしれない」
そんな思いから、本当の気持ちを隠し、まるで鎧を着ているかのように「いい子」でいようとする子どもも少なくありません。
今回面談をしたKさんも、テストの結果が思うように出ず、とても残念そうな気持ちが伝わってきました。しかしKさんは、普段からコツコツと努力を重ねている生徒さんです。
だからこそ私は、結果だけではなく、その頑張りの姿そのものに目を向けてほしいと感じています。
今日の生徒面談では、Kさんに
「少しずつ力は確実についてきているから、安心してね」
と伝えました。
するとKさんは、とてもやわらかい笑顔を見せてくれました。そしてそのまま、前向きな表情で授業へ向かっていきました。
ゆっくりでも、確実に前へ進んでいる。
その先に光が見えているような、そんな笑顔でした。
これからも一人ひとりの努力に寄り添いながら、子どもたちが自信を持って歩んでいけるよう支えていきたいと思います。

