望む世界を創っていく方法として、マドラー心理学の一つの手法に「まるで~かのように振る舞うテクニック」があります。まずは、あなた自身“どんな自分になりたいのか”“どんな仕事をしたいのか”“どんな世界を創っていきたいのか”イメージしてみましょう。これは、言葉や言動、イメージで自分を満たしきることが大切です。なりたい自分を想像するためには叶えたい夢を表す写真やイラスト、言葉などを一枚のコルクボードなどに張っていくといいでしょう。可視化することで夢の実現の手助けとなります。もちろん作るだけで叶うわけではありませんが、作ることで自分が踏み出す小さな一歩をイメージしやすくなるものです。高すぎる目標は勇気をくじいてしまいますが、可視化することで勇気をくじかない範囲での次の目標が見えてきます。これは一つの方法としてお勧めです。
そして、なりたい自分や世界を見つめて行動する。もし悩みが出てきたときは“自分だけの利益なのか、社会全体の利益につながるのか”とより大きな共同体考えるといいでしょう。そうすることにより、おのずととるべき行動や、方法が見えてくるはずです。このように視野を広く持ち、視座を高めることで見えてくる世界は変わってきます。社会全般の幸福、人類のより高い発展は私たち先祖の貢献に基づいています。私たちは先人の思いを引き継ぎ、次世代の人たちへつないでいかなくてはならないのです。世の中を変えるような大きなことではなくても大丈夫です。自分と目の前にいる人のことを思い、一つひとつ丁寧に取り組んでみましょう。あなたは未来をつくる一ページを担う大切な存在です。あなたの言動が未来につながっていくのです。あなたができる小さな一歩はどんなことでしょうか。特別なことでなくてもいい。考えてみませんか。