――対話とスモールステップでつくった成功への道のり
中学1年生のYさん。
Yさんが明勝学院に通うことになったきっかけは、親戚の方が以前、明勝学院で講師をしていたことでした。
「子どもが塾に通うなら、明勝学院へ」と、以前から決めてくださっていたそうです。
小学生のころは、特に学習の遅れを感じることもなく、「塾に通うのは、もう少し先でもいいかな」と考えていたYさん。
ところが、中学に入り初めて受けた定期テストで、
数学37点、英語57点。
この結果をきっかけに、「少し早めに学習の習慣をつけたほうがいい」と、英語・数学の2科目で通塾をスタートしました。
ここからYさんの「90日間の挑戦」が始まりました。
最初の1か月――まずは「できない理由」を一緒に探す
最初の1か月は、これまでの学習で理解が十分でなかったところを、一つひとつ確認することから始めました。
Yさんは、決して「理解する力がない」わけではありません。
講師が解説すると、内容を理解する力があります。
では、なぜテストの点数につながらなかったのか。
講師とのやり取りの中で見えてきたのは、
「どうやって勉強すればいいのか」
「何を、どのくらい勉強すればいいのか」
が、まだ自分の中で明確になっていなかったということでした。
だからこそ、最初から「もっと勉強しよう」と言うのではなく、
「ここはわかるようになってきたね」
「じゃあ、次はこの問題を一人で解けるようにしてみようか」
と、Yさんの理解や様子を見ながら、その都度声をかけていきました。
できていないところを指摘するだけではなく、できたことを確認し、次の一歩を一緒に決める。
それが、Yさんの学習を前に進める最初のステップになりました。
2か月目――「できそう」を一つずつ増やす
通塾することが少しずつ習慣になってきた2か月目。
ここからは、家庭学習にも少しずつ取り組めるようにしていきました。
ただ、「家でもたくさん勉強しよう」と課題を増やすのではありません。
その日の学習の様子を見ながら、
「これなら家でもできそうだね」
「次に来るまでに、ここまでやってみよう」
「全部やらなくてもいいから、まずはここまでやってみよう」
と、Yさんと講師との対話の中で、次の目標を決めていきました。
この「自分にもできそう」という感覚が、とても大切でした。
小さな目標を達成する。
講師が認める。
「できた」という実感を持つ。
そして、また次の一歩へ。
この繰り返しが、少しずつYさんの自信につながっていきました。
「学校より先に勉強する」という新しい習慣
さらに、学習のペースができてきたところで、
「学校の授業より少し先に勉強してみよう」
という目標を立てました。
これも、いきなりすべてを予習するのではありません。
「次の授業はここまで進みそうだから、ここを先にやってみよう」
と、学校の進度を見ながら、一人ひとりのペースに合わせて進めていきました。
すると、少しずつ予習ができるように。
学校の授業で「初めて聞く」状態から、
「これ、前に塾でやったことがある!」
という状態へ変わっていきました。
授業が少しわかる。
わかるから、授業に取り組みやすくなる。
そして、「自分もできる」という気持ちが生まれる。
小さな変化が、次の変化を生んでいきました。
3か月目――「テスト前に頑張る」から「テスト前に仕上げる」へ
3か月ほど経ったころには、学習のペースもかなり安定してきました。
講師との対話の中でも、
「テストまであと○日だね。今どこまで進んでいる?」
「このペースなら、テスト前に一度終わらせられそうだね」
「じゃあ、次はここまで進めてみよう」
と、テストまでの道のりを一緒に確認。
定期テスト前には、まず試験範囲の学習を終わらせる。
そして、テスト直前には、間違えた問題や覚え直したい内容をもう一度反復する。
「テスト前になって慌てて勉強する」のではなく、
「テスト前には、すでに準備ができている」
という状態を目指しました。
ここまで来ると、Yさん自身も「次に何をすればいいのか」が少しずつわかるようになっていました。
そして、5教科251点から361点へ
最初の5教科合計は251点。
そこから、学習習慣を整え、予習のペースをつくり、テスト前の反復学習を積み重ねた結果――
5教科361点!
+110点UP
「90日で100点UP」という目標を超える結果につながりました。
夏期講習では、通常の学習に加えて弱点科目・単元を集中的に強化。
ここでも、「苦手だからたくさんやる」のではなく、Yさんの理解度を確認しながら、できることを一つずつ増やしていきました。
私たちが大切にしたのは、「頑張らせること」ではありません
この90日間を振り返ると、Yさんが急に勉強が得意になったわけではありません。
毎日の小さな変化の積み重ねです。
「今日はここまでできたね」
「前より早く解けるようになったね」
「この問題、一人でできたね」
「じゃあ、次はここまでやってみようか」
そんな講師からの声かけと、生徒との対話。
その中から、「次の一歩」を一緒に見つけていきました。
大きな目標をいきなり達成しようとすると、途中で「無理かもしれない」と感じてしまうことがあります。
だからこそ明勝学院では、
大きな目標を、小さな目標に分ける。
できたら認める。
次の一歩を決める。
また挑戦する。
この「スモールステップ」を大切にしています。
点数以上に嬉しかったこと
もちろん、110点UPという結果は嬉しいことです。
でも、私たちがもっと嬉しかったのは、Yさん自身が、
「自分もやればできる」
という感覚を持てるようになったこと。
最初は「何をすればいいのかわからない」という状態だったYさんが、少しずつ、
「次はこれをやろう」
「ここまで終わらせよう」
「もう一度、この問題を解いてみよう」
と、自分で学習を進められるようになりました。
そして現在、Yさんは中学3年生。
高校受験に向けた学習にも、自分なりの目標を持って取り組んでいます。
「100点UP」を目指すのではなく、「100点UPできる自分」をつくる
「90日で100点UP」という数字だけを見ると、
「本当にそんなに上がるの?」
「うちの子にもできるの?」
と思われるかもしれません。
でも、明勝学院が大切にしているのは、数字だけを追いかけることではありません。
今の自分に何が足りないのか。
何をすればできるようになるのか。
次に何をすればいいのか。
生徒との対話を通して一緒に考え、一人ひとりに合った小さな目標をつくる。
そして、その一歩を認め、また次の一歩へ進む。
その積み重ねが、やがて大きな結果につながります。
「やらされる勉強」から「自分で学ぶ勉強」へ。
「できないかもしれない」から「やればできる」へ。
明勝学院が目指しているのは、点数を上げることだけではありません。
生徒自身が、自分の成長を実感し、自信を持って次の一歩を踏み出せるようにすること。
Yさんの90日間で変わったのは、点数だけではありません。
「自分もやればできる」――。
その自信こそが、今、高校受験に向かうYさんを支える大きな力になっています。
※現在、中学3年生 1学期 5科目 365点 成績維持している。また5科目で3から4に3科目が上がっている。


