中学2年生のKさん。野球部に所属し、毎日部活を頑張っています。
部活が終わると急いで塾へ向かう毎日でしたが、いつも時間ぎりぎり。遅刻してしまうこともありました。
塾では、
「眠そうで集中が続かない…」
「今日はあまり学習が進められませんでした」
という報告が続いていました。
一生懸命通っているのに、このままではもったいない…。
そう感じたお母さんは、学校の説明会で「塾の日は部活動を早退することもあります」という話を聞き、あることを思いつきました。
「塾へ行く前に、少しだけ休ませてみよう!」
そこで始めたのが、塾へ行く前の5~10分の仮眠です。
すると、塾でのKさんの様子が少しずつ変わってきました。
「今日はなんだか楽しそう!」
「数学の問題が解けるようになってきて、『次の問題もやってみる!』と前向きに取り組んでいました。」
問題が解けるようになると、達成感が生まれ、自信にもつながります。
その変化は、家での学習にも表れました。
以前は、
「どうやるんだっけ?」
と手が止まってしまったり、机に向かっているだけということもありました。
ところが今では、リビングで宿題に取り組みながら、
「なんだか楽しそうに頑張っているんです。」
と、お母さんも笑顔で話してくださいました。
そして今回の定期テストでは、17点アップ!
結果が出たことで、「できた!」という成功体験を積むことができました。
勉強は、長時間やれば必ず成果が出るわけではありません。
その子に合ったタイミングや、少しの工夫で集中力が大きく変わることもあります。
今回の5~10分の仮眠は、お母さんの見事なファインプレーでした。
お子さまの様子をよく見て、「どうすれば力を発揮できるかな?」と考え、行動に移したことが、学習への意欲と結果につながったのです。
私たちも、一人ひとりに合った学習方法を保護者の皆さまと一緒に考えながら、お子さまの「できた!」をこれからも増やしていきたいと思います。

