「勉強は大切だと思うけれど、あまりやる気が出ない。」

そんな気持ちを抱えたまま塾に通い始める生徒は少なくありません。今回ご紹介する生徒さんも、最初は保護者の方に勧められて入塾した一人でした。

授業中はしっかり取り組むものの、自宅学習にはなかなかつながらず、自分から積極的に勉強しようという様子もあまり見られませんでした。

このままでは、せっかく塾に通っていても十分な成果につながりにくいかもしれない。そんな思いから、学習コンシェルジュの面談を行いました。

学習コンシェルジュでは、「もっと勉強しなさい」と指導するのではなく、生徒自身がこれからどうなりたいのか、そのために何が必要なのかを一緒に考えていきます。

面談後、その生徒さんに少しずつ変化が見られるようになりました。

以前より宿題に丁寧に取り組むようになり、自分から学習内容について質問する場面も増えてきました。

さらに、

「学校の授業より先に進みたいから、もっと勉強のペースを上げたい」

という言葉が本人の口から出てきたのです。

勉強は誰かにやらされるものではなく、自分の未来のために取り組むもの。その意識が少しずつ芽生え始めた瞬間でした。

そして試験前には、

「テスト範囲の勉強を進めたいので、塾に来る時間を増やしたいです」

と自ら申し出てくれました。

以前であれば考えられなかった言葉です。学習時間が増えたこと以上に、自分で考え、自分で行動を決める姿勢が育ってきていることを嬉しく感じています。

学力向上の第一歩は、問題の解き方を覚えることだけではありません。「自分でやってみよう」と思える気持ちを育てることです。

私たちは学習コンシェルジュを通して、生徒一人ひとりが自分の未来を考え、自ら歩み出せるよう伴走しています。

短期間でも結果につなげたい。そのために、お子さまの可能性を信じながら、これからも一緒に歩んでまいります。